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2012年10月27日

オモシロ擬人化アニメ☆

近年、漫画やアニメの世界では、「擬人化」が大きなブームとなっています。さて、擬人化とは何なのか? ここでお話しする擬人化は、世間一般で使われている意味とは異なっています。人でないものに人間の姿をとらせるという、サブカルチャーの世界の新しい萌えの形態こそが、擬人化なのです! これは萌え擬人化とも呼ばれており、その対象は動物や食べ物、機械、企業などジャンルは様々で、非常にバラエティに富んでいます。そんな幅広い擬人化アニメの中から、まさかこんなものまで擬人化してしまうのかと驚かれるような作品をご紹介していきます。

まず初めにご紹介するのは、なんと国を擬人化してしまったアニメ、「ヘタリア Axis Powers」です。国の個性をよく表した愉快なキャラクターたちが織りなす、歴史コメディ。もとはウェブコミックとして発表されたこの作品は、ドラマCD、アニメ、書籍化などを経て、今では大人気作品となりました。なんといってもこの作品のよさは、楽しいキャラクターたちの設定にあります。美味しい料理と女の子が大好きなイタリア、謹厳実直で気苦労ばかりのドイツ、口癖が「善処します」や「考えます」の日本など、国民性が色濃く反映されたキャラクターたちは多くのファンに愛されています。この作品を通じて、世界史が好きになったという女子中高生の声も多く聞かれるようになりました。こうしてアニメを通して勉強を好きになるきっかけを得られるのはいいことですね。

国を擬人化してしまうというのは驚かれたと思いますが、次に皆さんにご紹介したいのは、駅の擬人化です! 「ミラクル☆トレイン~大江戸線へようこそ~」というアニメでは、都営地下鉄大江戸線の都庁前、新宿、六本木、汐留、月島、両国の6つの駅が擬人化され、イケメンに変身しているのです。キャラクターたちは皆、10~20代ほどに見えますが、生年月日の設定はその駅ができた年になっており、キャラクターたちの関係もその駅の歴史が表れています。つい、その上下関係や地域性の表れたセリフの掛け合いに笑ってしまうこと間違いなしです。また、随所に散りばめられた駅トリビアは、鉄道マニアでなくとも、とても興味深いものばかりです。駅ならではの視点で描かれたお客さんの見方や駅の事情など、新たな視点から楽しめる作品です。

今や、どんなものでも人の姿にかえられ、急速に進んできた擬人化ブーム。ただ単に、萌えるためだけの擬人化ではなく、自分以外の新たな目線からものをとらえることができ、新しいものの見方をするきっかけになると思います。ぜひ皆さんも新感覚の擬人化アニメはいかがですか?

Sayu


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