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2012年05月12日

聖地巡礼!「あの花」と「らき☆すた」

今、全国各地でアニメの力によって町興しをしているところが多く見られます。アニメの舞台となった実在する場所を旅する、その名も「聖地巡礼の旅」が現在アニメファンの中でとてもアツイのです!

この聖地巡礼は東京などの都会に限らず、地方でもアニメによって町興しに成功しているところはたくさんあります。
関東圏で代表的なものというと、埼玉県の鷲宮神社ではないでしょうか。ここは人気アニメ「らき☆すた」の聖地。オタクな女の子の「こなた」やツッコミ役で普通の女の子な「かがみ」を中心に女子高生の面白くもゆるい日々が描かれている作品で、多くのファンに愛されています。具体的にその凄さを物語っているのが参拝客の多さなのです。今年のお正月の三が日の参拝客数はなんと47万人!!アニメは2008年に放送終了したというのに、この衰えることなき人気の凄まじさには驚きです。また、2008年と2010年には特別住民票まで発売されました。もはやアニメの域を超えていますね。私もこの「らき☆すた」の聖地に行ったことがありますが、町にはいたるところにキャラクターの絵があり、昔からある商店もファンたちをあたたかく歓迎してくれているのが伝わってきました。ただ単に聖地というだけでなく、そういった地方だからこその町のあたたかさも魅力な一つかなと私は思います。

そして今、私が注目しているのが「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」という作品の舞台になった秩父です。通称「あの花」と呼ばれるこの作品は、今は疎遠になってしまった幼馴染たちの絆を描いており、内容としてはドラマ性が高く、完全オリジナルアニメとして素晴らしいものでした。内容ももちろんなのですが、作中に描かれた秩父の風景は情緒がありとても美しかったです。私もぜひ作中のキャラたち「超平和バスターズ」のみんながいた舞台に足を運んでみたいものですね。今秩父はそういったファン達で賑わっているそうです。秩父が市をあげて「あの花」の企画を考えてくれており、様々なタイアップイベントが行われています。中でも昨年行われた龍勢祭では、作中でも描かれたロケットが打ち上げられるということで、11万人もの人出があったそうです!「あの花」効果は絶大ですね。

ここにあげた例は極僅かですが、聖地巡礼客でパワーにあふれた町は全国に数多くあるのです。ファンにとっては画面の中で動いていたキャラクターたちの息吹を感じられる場所になり、町にとっては町興しのチャンスにもなるこの聖地巡礼!アニメは本当に無限大の可能性を秘めています。アニメのパワーでもっと多くの町が活性化していくといいですね!

Sayu



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