QRコード
QRCODE

ジオターゲティング
©PETAPPA

2012年09月25日

日本のビッグイベント「コミケ」

もう夏も終わりを迎えますが、皆さんは何か思い出ができましたでしょうか? 夏といえば、漫画やアニメ好きにはたまらないビッグイベント「夏コミ」がありましたね。8月10日から12日の3日間、「コミックマーケット82」が今年も東京ビッグサイトで開催されました。この記事を読んでくださっている皆さんの中にも、あの熱いイベントに参戦した方がもしやいらっしゃるのではないでしょうか? 今回の記事では「コミックマーケット」の歴史と熱狂的な人気ぶりに迫っていきます!

「コミックマーケット」は略して「コミケ」や「コミケット」と呼ばれている同人誌の即売会で、お盆頃に行われる「夏コミ」と、年末に行われる「冬コミ」として年に2回設けられています。サークルとして参加している各団体は、オリジナル作品や既存の人気作の二次創作物などを販売しています。それは漫画だけに限らず、アニメやゲーム、小説、音楽、コスプレなどさまざまな分野のサークルが参加しており、そんな文化が集う「コミケ」は年々拡大し急成長していきました。「コミケ」の歴史は長く、今から37年前の1975年に開始されました。当時はとても小規模なもので、日本消防会館会議室で行われ、参加者数は700人程度だったそうです。一般のニュースでもコミケの様子が報じられ広く周知されている今、小規模だった「コミケ」の姿は想像しにくいものがありますね。

今年行われた「夏コミ」も猛暑に負けず、凄まじい人気ぶりでした。なんと今回の総動員数は56万人! 東京ビッグサイトは3日間大勢の人で埋め尽くされました。同人誌の即売会場の人の多さはもちろん尋常ではなく、人気作の「TIGER&BUNNY」や「東方Project」などは広いブースが設けられていました。また、企業ブースも限定グッズを販売しており、多くのファンが長蛇の列を作っていたようです。屋外のコスプレ広場での撮影会も炎天下の中大盛り上がり! こうして夏の盛大なお祭りともいえる「夏コミ」は幕を閉じました。

国内外に多くのファンがいる「コミケ」は、たくさんの人を呼ぶ底知れないパワーを持っています。以前は町興しとして水戸で「コみケッとスペシャル5 in 水戸」と題したイベントを開いたこともありました。同人誌の販売会以外にも、名所巡りや特産品の販売などを行い、大きく町興しにつながったそうです。地方の活性化から国外への文化発信まで、「コミケ」は大きな役割を担うイベントとなりました。これからもきっと日本を元気づけていってくれることでしょう。 「コミケ」の熱いパワーに今後も期待したいです!

Sayu


同じカテゴリー(アニメパワーで地域興し)の記事
 2014年 冬アニメ大特集! (2014-01-17 07:20)
 アニメ流行語大賞2013☆ (2013-12-18 18:45)
 アカデミー賞に日本のアニメがエントリー! (2013-11-07 19:26)
 ビジネス化するアニメ町興し (2013-10-23 19:25)
 世代を超えて愛されるポケモン (2013-10-10 19:24)
 『あの花』の魅力 (2013-09-25 17:25)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
日本のビッグイベント「コミケ」
    コメント(0)